四分儀 / Quadrant     

No 11775 / 書名：La Meridienne de L'observatoire Royal de Paris / 刊行国：1744 / 刊行年：n.d.

銅版画 / 原寸:13×20cm

18世紀フランスの天文学者セザール・カッシーニ(1714-1784)の著書「新たな観測によって確認されたパリ王立天文台の子午線」収録の図版。
現在も稼働を続ける世界最古の天文台であるパリ天文台を通るパリ子午線は、イギリスのグリニッジ子午線が本初子午線（世界の標準子午線）に採用される以前に本初子午線とされていた重要な子午線。
本書は、4代に渡ってパリ王立天文台長を務めたカッシーニ一族の3代目であるセザール・カッシーニが、17世紀中期に測定されたパリ子午線を修正するために行った新たな測量の記録です。

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